キミならどう動く?
日曜日の復帰に向けて
それまでに何をしたらいいか・・・
まずは、「教えてもらう人の3つの態度」と「高学年としての3つの態度」を
1日1回大きな声で唱えさせました。
それから「キミならどう動く?」という問題を考えて書いてもらいました。
「この問題に正しい答えはありません。大事なことは、心構えです」とした
うえで記述式で自由に書いてもらいました。
木曜日から、土曜日まで3パターン作り、いつもの振り返りとは別に書いて
もらいました。
例えば、「コーチが試合するぞ」と言いました。どう動く?
これは今までは、試合するぞ!と言われても、全く動かなかった子たちに
その状況をシミュレーションしておいたら動くのではないかという狙いです。
答えには「すぐにじゅんびをする」と書いてありましたが、
何を?と再度尋ねると、
「マーカーコーン、大きいコーン・・・」と書かれていました。
こういうことを繰り返していたら、だんだん考える力がついてその状況に
なったらすぐに動けるのではないかなと期待をしています。
コーチが「集合!」と言いました。多くの子たちがダラダラと歩いて向かっています。
(Kの答え)
・「走って行こう」と言って走って行く。
⇒言うだけでなく、まずは自分がするのが大事だね。
サッカー練習中にZ君がふざけてまじめにやりません。
(Hの答え)
・「まじめにやらないとうまくなれないよ」と言う。聞かなかったらほっておく。
⇒まずは声掛けをして、それでも聞かなかったら自分だけでもまじめにやる。
ダメなほうにあわせて引きずられないことが大事だね。
最高学年の子が休んでコーチにかわりに終わりのあいさつを頼まれました。
何と言うか。
⇒時々今までもありましたが、いつも言ってもらうのが当たり前になっていて
どんなあいさつをしているか意識していないと本番で言えません。
これもシミュレーションをしておくことが大事ですね。
そして最後の問題は
練習が終わり、片付けも終わり、あいさつも終わった後に、Z君がしてきました
してきました。
⇒これはある意味ひっかけ問題のような意味で設定しました。
これまでの問題はどちらかと言うと、ちゃんとしないといけない、まじめに
きっちりきっちりという問題ばかりでしたが、そういうことばかりだと
きっとサッカーも楽しむことができないし、ずっと緊張していないといけない
ことになってしまい、それではいけないなということで設定したものです。
彼らの答えに安心しました。
2人とも「話してあげる」と書いてありました。
ここでもし、終わったら早く帰らなきゃいけないので、注意するとか
書かれていたらどうしようかと思いましたが。