子育てをライフワークに

双子男子の父です。子育ては必ずしも親の思いどおりにはならず、毎日歯がゆい思いをしながら、それでも長い目で見てよかったと思えるようにしたいなという思いでブログ始めます。

ダマされてた!

先週、大変ショックを受けたことがありました。

 

毎日、子ども達にはその日の行動計画グラフとやることリストにチェックをさせており、学校の宿題とは別に、チャレンジ(進研ゼミ)と実力アップ(進研ゼミ)をリストに入れています。

 

チャレンジは毎月送られてくるテキストで、学校でこれから習う内容の予習や復習ができるもので、しっかり読みながらやることにより学習ができるものです。

 

実力アップは、少し発展的な内容で、子ども達からすると少し難しい内容となっています。

 

この実力アップの回答について、実は答えをある写しいているのではないかという疑惑が出てきたのです。

 

確かに、だいぶ前からすらすらできるようになり、あまり間違いもなくなってきて、算数でも、中学生受験レベルの問題も、答えだけが書かれていることもあり、変だなぁと思ったりすることもありましたが、まさか、答えを丸写しするなんて、後ろめたすぎることはしないでしょ、と思っていました。

 

妻が、もしかしたらそうしているかもというので、試しにその日にやったばかりの算数の問題を、これってどうやって解いたの?と聞いてみました。

 

それは角度を求める問題で、ちゃんと式も書かれており、答えもあっていました。

しかし返ってきたのは、「えっと・・・」

自分が式を書いて解いているにもかかわらず、やり方を説明できなかったのです。

ダマされた・・・

これまでちゃんとやって、難しいにもかかわらずできるようになってえらい!と思っていたのは単なる勘違いでした。

答えを写して、やったことにしていたのです。二人とも。

それでも平気。後ろめたさもない。

そうまでしてやりたいことは少しでもYouTubeでゲームの動画見たいから。

 

そのことがあってからも何もなかったのように、YouTubeを見ています。

 

あまりのショックと、情けなさで、しばらくどうでもよくなりました。

今まではチャレンジ等の丸付けをして、やることリストのチェックと、その裏に書かれた振り返りへの感想を書いて、翌日の用紙を準備してとしていたのですが、結局、丸付けしているチャレンジも、答えを丸写ししたもの(もしかしたら実力アップだけを写していて、普通のチャレンジはしているかもしれないけど、もう信用できません)。やることリストでチェックしていても、本当にやったかどうかも信用できません。

 

少し前のサッカーのコーチに「もうええって」と言われた気持ちがよくわかりました。

私ももうお前らのことなんか信用できひんし、「もうええって、勝手にして」という気持ちになりました。

 

こっちがどんだけサッカーで下の学年に馬鹿にされないように練習や、動画を見せようとしても自分たちはやらないし、やってもその時だけ、勉強もそんな感じだし、そのくせ、どうでもいいYouTubeは欠かさず、時間があればあるだけ見続けているし、そのためにズルをしてでも時間を必死に作るし。

 

もう完全に放棄しようと思う反面、子どもなんてそんなもんで、裏切られても信用し続けることが大切なんだと言われてそう思い直さないとと思う気持ちもあり。

 

李国秀さんのサッカーの指導のYouTubeの中で、子どもに教えるときに、何度も何度も裏切られて、それでも・・・というお話をされていて、そうか、子育てもおんなじだよな、こちらがこうやってほしい、こうなってほしいと思ってやっても、なかなか思う通りにはならなくて、それでもあきらめずに続けてやっとということなんだ、と。

 

正直、完全には納得がいっているわけではないけれど、アプローチ方法を変えながらもう一度火をつけるように頑張ってみたいと思います。

復帰1週間後

復帰したサッカースクール、しばらくは見に行かないでおこうと思い、

先週は見に行かずにいましたが、1週間、今日少し見ていました。

 

やっぱり見ない方がよかったと後悔しました。

 

前よりはましになっているとはいえ、やっぱりすぐに動いていなかったり、

練習で手を抜いていたり、練習中にふざけていたり、大げさに痛がったり、

泣いたり・・・

 

まだコーチから様子を見て今後の対応を決めます「見られている」という

にもかかわらず、よくも練習中にふざけることができるもんだとあきれて

しまう一方で、これが小学生なのか?許容してあげないといけないのか?とも

思ってしまいます。

 

おまけにサッカーのプレーで相手に抜かれたらかっとなって、向かっていって

ひじアタックしたり、押したり、それはスポーツマンシップに違反しているでしょ

ということで注意したら、俺そんなことしてないとでもいうような顔して

反抗的な態度で返事をして、泣きだすし、頭を軽くたたいただけで、イタイイタイと

頭を抱えて痛がるし・・・

心の中でそんなことで泣くな!大げさに痛がるな!情けないと思いつつ、

そんなに頭痛いならコーチに言って帰りなと言うとさらにブツブツ泣き出して。

 

大丈夫か、うちの息子は、とストレスがたまる一日でした。

ネットで同じようなことで対処方法がないか見ていましたら

下のページに行きつきました。

 

・自尊心が高いが、自分に自信がない、できないことを指摘されて泣いてしまう

・男の子は「強くなれ」とは言ってはいけない

・できないことを指摘するのではなく、できたことをほめてやる

 

確かに「強くなれ」とか「もう小5なんだから・・・恥ずかしい」とか

言ってしまっている。

もっとできたことをほめてやらないといけないんですね。

自信を持たせてやることが必要か。

日々勉強・・・

 

kosodate-otasuke.com

復帰当日

今日は、コーチに謝って練習に戻る日

 

いつもの練習時間の前に1時間半ほど練習をしているスクールがあり、

そこに行ってみないかと2人には先週から話していました。

 

1人は行ってみるといい、1人は行きたくないといい、行くといった

方を連れて行きました。

 

電車で30分くらいかかり、午前中の練習の前の練習となるため、ちょっと

早起きして行かないといけませんでした。

5:20分起きにもかかわらず、行くと言った方は起きてきて、

初めてのスクールにも関わらず何とかやっていました。

 

私も小学生の時に友達や知り合いのいない中で空手を習っていましたが、

正直、ひとりぼっちだし、ましてや今日初めてのクラスの中で、よく参加

したとほめてやりたいです。

その中でもパスをもらうために「へい」と声を出していたし、ダラダラとは

していませんでした。

ただ、本人がもう行きたくないと言えば、次からは無理やり行かせなくても

いいかなと思っています。

 

終了後、また電車に乗って帰ってきてそのままいつもの練習に向かいました。

ちょっと早めに行ってコーチに謝ってから参加する予定でしたが、

この日は急遽グラウンドが使えるということで、いつもより早めの練習スタート

となり、遅刻での参加となってしまいました。

 

ただ、本人には、理由があっての遅刻だから、まず着いたらコーチのところに

走って行って次の3点を大きな声で言いなさい、それから走って戻って

準備をして練習に参加しなさいと言いました。

 ・今日遅刻したことをすみません。

 ・前回の練習の時のことをすみません。

 ・今日からがんばります。

 

残念ながら小さい声でしたが、コーチにはポンポンと肩をたたいてもらえ

参加させてもらいました。

 

ここからスタートですよ。

キミならどう動く?

日曜日の復帰に向けて

それまでに何をしたらいいか・・・

まずは、「教えてもらう人の3つの態度」と「高学年としての3つの態度」を

1日1回大きな声で唱えさせました。

 

それから「キミならどう動く?」という問題を考えて書いてもらいました。

 

「この問題に正しい答えはありません。大事なことは、心構えです」とした

うえで記述式で自由に書いてもらいました。

 

木曜日から、土曜日まで3パターン作り、いつもの振り返りとは別に書いて

もらいました。

 

例えば、「コーチが試合するぞ」と言いました。どう動く?

 

これは今までは、試合するぞ!と言われても、全く動かなかった子たちに

その状況をシミュレーションしておいたら動くのではないかという狙いです。

答えには「すぐにじゅんびをする」と書いてありましたが、

何を?と再度尋ねると、

「マーカーコーン、大きいコーン・・・」と書かれていました。

こういうことを繰り返していたら、だんだん考える力がついてその状況に

なったらすぐに動けるのではないかなと期待をしています。

 

コーチが「集合!」と言いました。多くの子たちがダラダラと歩いて向かっています。

(Kの答え)

 ・「走って行こう」と言って走って行く。

  ⇒言うだけでなく、まずは自分がするのが大事だね。

 

サッカー練習中にZ君がふざけてまじめにやりません。

(Hの答え)

 ・「まじめにやらないとうまくなれないよ」と言う。聞かなかったらほっておく。

  ⇒まずは声掛けをして、それでも聞かなかったら自分だけでもまじめにやる。

   ダメなほうにあわせて引きずられないことが大事だね。

 

最高学年の子が休んでコーチにかわりに終わりのあいさつを頼まれました。

何と言うか。

  ⇒時々今までもありましたが、いつも言ってもらうのが当たり前になっていて

   どんなあいさつをしているか意識していないと本番で言えません。

   これもシミュレーションをしておくことが大事ですね。

 

そして最後の問題は

 練習が終わり、片付けも終わり、あいさつも終わった後に、Z君がしてきました

してきました。

 ⇒これはある意味ひっかけ問題のような意味で設定しました。

  これまでの問題はどちらかと言うと、ちゃんとしないといけない、まじめに

  きっちりきっちりという問題ばかりでしたが、そういうことばかりだと

  きっとサッカーも楽しむことができないし、ずっと緊張していないといけない

  ことになってしまい、それではいけないなということで設定したものです。

 

彼らの答えに安心しました。

2人とも「話してあげる」と書いてありました。

 

ここでもし、終わったら早く帰らなきゃいけないので、注意するとか

書かれていたらどうしようかと思いましたが。

 

 

 

怒鳴っても伝わらない、目標を示す

コーチから「もう来なくていい」と言われて初めての週末、

土日のサッカーの練習は行かず

行かなかったかわりに何をしたのか

残念ながら彼らは特に何もしていない

このままでいいのか?

もう一度戻りたい、自分は変わるんだと口では言うけれど

そのために何をするのか?

この2日間、他のメンバーはサッカーの練習をして、

体力的にも技術的にも何もしていない2人との差は広がるばかり

ふつうは追い抜かれないために何をしたらいいのか考えるのでは?

いや、それは大人の考え方で、小学生には無理なことなのか?

 

こんなことがあってもケロッとしている二人に正直、怒りがこみあげてくる

のだけれど、考えようによっては、こんなことがあってシュンとして元気なく

過ごすわけではなく、明るく過ごしているのはもしかしたら才能なのかもしれない

 

このまま怒りを2人にぶつけても、サッカーが嫌いになってしまうかもしれない

怒られるのが嫌で、恐る恐る行動し、サッカーを楽しめなくなるかもしれない

そもそもこのまま時間をかけても他のメンバーとの差がどんどん拓くだけで

時間がかかるほど戻りずらくなるかもしれない

 

そこで、今週末の日曜日の練習でいつもより早めに行き、コーチに自分たちの

口でもう一度やらせてほしいと言わせることにしました

ただ、単に口で言っても、彼らの意識が変わらないと意味がないので

それまでに呪文のように

「教えてもらう人の3つの態度」と「高学年としての3つの態度」を

刷り込むことにしました。

 

社是のように毎日1回以上一緒に読んで、意識に叩き込む

あと6日後の復帰を目指して彼らに変わってもらいたい

 

 

考えを図に書く

今週の振り返り分の中で「おっ」と思ったものです。

 

前回、ガネーシャの感想文を書いたHの振り返りです。

 

まずは、いつもよりたくさん書かれていたことに驚きました。

また図が書いてあったこと。落書きがされていることは何度もありますが。

 

・社会科での失敗→失敗からどうしようか考えた。

・「目標以上」「充じつした自学」「やらなくてよくても(あえて)宿題と書く」

・自分の思い「入賞したい」

・入賞するために考えて、行動にうつす

・図で表現

 

これまでの振り返りと次元が異なったので、もしかしたら、ガネーシャの効果か?

それともサッカースクールでの失敗から意識を変えようとしているのか?

と思いましたが、昨日の振り返りは元に戻っていたので、気のせいか。

 

もう少し長い目で見てみたいと思います。

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Hの振り返り

 

「夢をかなえるゾウ」を読んで

夢をかなえるゾウを読んで、小学生がどんなことを学んだのか知りたくて

振り返りの代わりに感想を書いてもらいました。

 

思ったよりもたくさん書いてくれました。

いつもの振り返りは3行程度なのに。

 

感謝、考える→すぐに行動、大切な人に感謝

自分もすぐに行動を起こそうと思った

 

この感想を読んで、もう一度自分もどんな話だったか読みなおそうと

思いました。

そして読んだことのない、2巻、3巻、4巻も読もうと。

 

彼が感じたことをこれからの彼の生き方に活かせてもらえることを

期待しています。

 

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夢をかなえるゾウの感想文